インストラクターの資格を有効的に活用し顧客獲得につなげた方法
インストラクターの資格を有効的に活用し顧客獲得につなげた方法
有限会社 河本自動車(日本福祉車輌協会 認定インストラクター・認定指定工場)
福祉車輌への取り組みは「やり続ける」事が大事。
私どもの会社は人口3万人の小さな岡山県美作市にあります。社員数6名。
日本福祉車輌協会との出会いは2012年、実は直前まで他業種に勤めていました。
時間の余裕もあり、ちょっと参加してみようかな、と思った事がきっかけです。
2012年入会11月にスタートアップ研修を受けた事が大きな関わりに繋がりました。
翌年2013年、福祉車輌取扱士資格を取得しました。
2013年夏、平岡事務局長から連絡があり“安全運転講習会の講師にならないか”と言う内容でした。「何故私なのかすごく疑問でした」、しかし、挑戦してみました。
初めての安全運転講習会の講演は、2013年9月理事を目の前に行い当然ボロボロでした。
引き続き2014年何度も何度も講演を行う事で自信に繋がりました。また実車講習も何度も携わることでスキルアップができたと思います。
その自信を元に2015年4月、協会の了承の元、地元で初めての安全運転講習会を実施しました。
年度初めに開催した事もあり参加者は30名、この講演会で実車講習は行わず講演後に実車講習が必要な場合施設に出向き講習を行うことを告知しました。
問合せはないだろうと思っていましたが、3施設(医療法人1・福祉法人2)から申込があり、とても嬉しかったです。
問合せのあった施設で実車講習を行うのですが、その施設はどの福祉車輌を使用しているのか、何台あるのか事前調査など事前準備をしっかり行うことが必要でした。
分からない事は素直に聞き、施設に協力していただく、これも実車講習を完璧に行うことには必要です。そのおかげで、1施設の管理車輌全6台を任せていただきました。
車検や点検のお見積り提示の際「日本福祉車輌協会 定期点検・部品の内容に準じた架装点検を行います」と記載することにより“安全運転講習会”に参加されている施設にはかなり有効だと思います。実際、当社で新規の取扱いは増加していますので今後も継続します。
最後に、私は協会の理念「福祉車輌を取り巻く環境を整備することにより、社会福祉の増進に貢献します。」を常に意識し行動しています。
日本福祉車輌協会の活動に積極的に参加し、自らの力にして行動に移します。協会の発展が自社の発展に繋がると信じています。
有限会社 河本自動車(日本福祉車輌協会 認定インストラクター・認定指定工場)
部長 難波 敦
岡山県美作市朽木101 TEL:0868-72-1151
http://www.ecopit-komotocab.com