2019年1月 新年互礼会

1月19日土曜日に、大阪で恒例の新年互例会を開催しました。

新年明けましておめでとうございます。
本日はこのようにたくさんの方に参加いただきまして誠にありがとうございます。
日本福祉車輌協会は発足して13年目を迎えます。

新宮 代表理事

新宮 勝則 理事長の挨拶

昨年は小野田さんを新理事に迎え組織も多少変わりつつあります。
*****各組織の詳細、事務局の体制の変更などの紹介をお話しいただきました*****
今年は亥年であります、実は私年男でありましてめでたく還暦を迎えることになりました。
実際60歳になっても特に変わりませんので引続き宜しくお願い致します。
猪は猪突猛進のイメージがございますが、聞くところによると亥年は”来るべき時に備えてしっかりと準備をして待つ年”だそうです。
話は変わり、自動車業界は先日発表された、トヨタが各店舗で全車種取扱えるようにしたり、広島ダイハツがカーシェアリングを始めたなど自動車業界はもっともっと様変わりしていくのだと感じました。
販売形態もかわり、現金販売や割賦販売から最近ではカーリースでの販売となっております。
カーリースから車を持たない人達がレンタカーやカーシェアリングを利用したり、世の中が変わっていくのだと感じております。
今日は長丁場になりますが最後までお付き合いを宜しくお願い致します。

協会賛助会員様の紹介

当日は21社の方々にご参加頂きましたので、各賛助会員様をご紹介させて頂きました。

上田 副理事よりメンテナンスネットワークについて説明がありました

昨年、故障事例等の共有をしていくシステムの発表をしましたが、いろいろな方のご協力のもとようやく形になってきましたので画面をみてご説明をしていきたいと思います。
今後サポーター会にご提供できるサポートなどのお話がありました。

上田 副理事

田中 副理事より「ふくしる」について説明がありました

「ふくしる」は昨年4月に日本福祉車両販売株式会社を設立し、8月にWEBサイトがたちあがりました、そのサイトが「ふくしる」となります。
「ふくしる」は福祉車両販売のネットワークです。
協会でしっかり学び、ふくしるで売る!ふくしるを上手に活用して販売に繋げてください。

田中 副理事

甲藤自動車工業株式会社 甲藤社長より「ふくしる」の活用実績についてお話がありました

当社は整備72.3%、鈑金19.1%、販売8.6%の構成で成り立っている会社です。
販売のノウハウがほとんど無く、これから販売を強化するにあたり「ふくしる」に参加し「ふくしる」を上手に活用する事により実績を高めようと考えました。
販売で困っていた事は
・すぐに車がほしい、車を探してと依頼が入る。
・すぐに見積りがほしいと依頼が入る。
・ディーラーは業販をしてくれない。又は業販での値引きがほとんどない。
・カーリースの契約。
・中古車在庫の重要性。
・新車納期。
などです。
上記を解決するために協会の講習に参加し一生懸命勉強しました。資格もたくさん取得しました。時には相談もさせてもらいました。
ふくしる加盟後は営業研修に参加し「ふくしるの活用方法」を学び、独自マニュアルも作成しました。
ある日事務局から山口県のお客様より問合せがあったと連絡が入りご紹介いただきましたが結果その時は交渉成立しませんでした。
またある時、お客様より福祉車両のご相談がありました。「トヨタシエンタを希望しているのだけどリクライニングシート用の車イスは乗るか?」と言うご質問でしたので協会にも協力いただきサイズを測って乗る事がわかり「ふくしる」でシエンタを仕入、販売に至りました。
車両を販売する際、「ふくしる」に連絡するといろいろアドバイスがいただけて安心します。
・手間がかからず、いつも見積りをすぐに出してもらえる。
・販売の経験がなくても、オススメ車両や用品もチョイスしてくれる。
・福祉車両も普通車も仕入れが可能。
整備主体の当社でも問合せや販売が増えました。
気づくと時間のロスを減らし経費の節約できました。

甲藤自動車工業株式会社 甲藤社長様

藤原理事から、介護業界の同行、及び福祉車両の今後について説明がありました

公的介護保険制度の現状と今後についてのお話がありました。
介護事業者の現状と今後の動向について、介護サービス事業者にアンケートの調査結果の基づきお話がありました。
福祉車輌の現状と同行についてのお話がありました。
日本福祉車輌協会として、についてお話がありました。
また今後協会のみに留まらず、現場の意見など他団体の協力を得ながら協会の発展に繋げようと思っています。

藤原 理事

一般社団法人mina family 代表理事 本田様にご後援をいただきました

一般社団法人mina family様は「子ども用車いす」の社会的認知を高める活動を行われています。
子ども用車いすはベビーカーに良く似ていて、「大きいからあるけるでしょ」や「ベビーカーを畳んでください」など誤解を招く言葉を浴びせられるようです。
*でも、そのこどもは障がいや病気で歩けず、気軽に抱っこができない。
*説明しても理解が得られず、諦めて謝ってやり過ごす事が当たり前に。
*院や施設でひっそり泣く事も。
「バギータイプ車いす」の認知度を社会的に広めようと活動を行っていらっしゃいます。
”識別マークの作成・販売”  ”ポスター等の掲示”  ”研修・講演会資料提供”
識別マークの認知度を高め、誤解のない社会作りを目指されています。

一般社団法人mina family 代表理事 本田様

平岡常務理事から今年度の行事予定の発表がありました

平岡常務理事

有限会社山下オート商会 山下社長様より協会活動と自社事業の成果についてお話がありました

会社の紹介
社名 有限会社山下オート商会
人員 5名(整備士2.5名、フロント2名)
1966年 設立
1996年 民間車検工場 併設
2015年 日本福祉車輌協会 入会
2018年 代表就任

2008年社会人(化学メーカー入社/研究員)30歳節目で家業に戻ることを決意。2014年 損保(研修社員)入社、研究者だった私が損保会社の社員として営業を経験させていただきました。
研究者、営業職を経験し、仕事とは「お客様に求められる ”人間・価値提供・会社” 」でなければならない。
家業を継承したものの、新規顧客は0、ほぼ下請けの車検でした、その時たまたま福祉車輌に出会いました。
私の思い「お客様に求められる ”人間・価値提供・会社” 」を、福祉車輌を通じて実現できるのではないか?と強く思いました。
入会後すぐに「技術講習会」「納涼会・互礼会」があり、3年前7月の「納涼会」に参加したとき田中副理事より成功事例報告がありそれを見たとき ”福祉車輌事業で成功させ3年以内にこの場に立つ!” と決意しました。その為「インストラクター」もすぐに取得、今は本部講師として積極的に活動しています。
積極的に活動する事により何度も新聞記事やメディアにも取り上げていただきました。お客様より「テレビ出てたよね」と声を掛けていただきましたし、個人や法人のお客様からお問合せをいただけるようになりました。
協会の仕事をするうえで一生懸命がんばってきたという自負はありますが、それ以上に協会のメンバーの皆様、賛助会員の皆様、なによりも車輌整備・コントロールしてくれている当社社員に感謝しております。この場をお借りしてお礼申しあげます。ありがとうございます」
今までは福祉車輌の修理と販売をメインで行ってきましたが、新たな挑戦として改造も取り組みたい。介護方面だけではなく障がい者へサービスを提供していきたいと思っています。
私たちは福祉車輌を通じて世の中に貢献するとともに、自社の発展を考えなければいけません。私が目指すところは「地域ナンバーワンの福祉車輌ディーラー」を強く思って仕事をしていきたい、皆様と一緒に発展していけたらと思っています。

有限会社山下オート商会 山下社長様

小野田理事より閉会の挨拶

本日は賛助会員の皆様をはじめ、福祉車輌関係者の皆様、北は北海道、南は沖縄からはるばるお集まりいただきましてありがとうございました。一年に一度皆様と顔を合わせて新年新たな気持ちでまた福祉車輌に取り組んでいきたいと思います。本日はご参加誠にありがとうございました。

小野田 理事

2019新年互礼会 集合写真


一般社団法人 日本福祉車輌協会
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