福祉車輌取扱士講習会&資格試験開催


日本福祉車輌協会は平成22年12月15日に、第1回となる福祉車輌取扱士の講習・試験を行いました。

講習対象者は国産自動車メーカー系の新車ディーラー社員で、各拠点の責任者や福祉車輌販売経験のセールスマンなど約40名が参加しました。

講習の内容は本協会が発行している福祉車輌取扱士資格初級編の教本の内容に沿ったものでしたが、今回は新車ディーラー側からの要望もあり、実車を使った講習も行いました。

当日は朝9時30分より講習を開始、試験が終了したのは夕方の5時30分と長い時間でしたが、受講者は飽きることなく積極的に参加していました。

実車講習では自社で扱うクルマの裏技などについての解説も行われ、参加者は驚きの表情を隠せない様子でした。

今回の試験は100点満点で80点以上が合格ラインという問題でしたが、全員が無事に合格し栄えある福祉車輌取扱士の第1期士となりました。

■講習終了後に行ったアンケートで「もっともためになった講習内容は何ですか」の問いに対しての回答。

1位・税金と減免
1位(同数)・基礎知識
3位・実例の紹介
4位・ニーズの絞り込み
5位・取扱士としての心構え
5位(同数)・別表(減免資料)
同じく実車講習では
1位・車いすの固定の方法
2位・ウインチの操作方法
3位リモコンの操作方法
3位(同数)・実車が見られたこと
4位・実例の紹介
4位(同数)・操作上での注意事項
福祉車輌取扱士講習・資格試験

第1回は特別に実車を使った講習も行われた

次回の第2回は実車講習の予定はないが、希望と開催場所によっては実車講習も取り込んでいく予定。

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